「最終アクセス日時」の確認・設定方法【クラウドワークス】
クラウドワークスではワーカーやクライアントの「最終アクセス日時」を誰でも見ることができます。
最後にアクセスした日時は〇時間前、もしくは〇日前…というように時間や日数で表示され、これを確認することでそのアカウントがアクティブかどうか、また相手が今日クラウドワークスを開いたかどうか?などが分かります。
今回はその確認方法と、「最終アクセス日時を公開したくない場合の設定方法」を解説します。
最終アクセス日時を確認する方法
クラウドワークスで「相手が最後にサイトを訪れたのはいつか」を調べるのはとても簡単です。
いちど流れが分かれば10秒で「最終アクセス日時」を確認することができますが、今回はまだ最終アクセス日時を確認したことがない方のために画像を使ってその方法を解説していきます。
1.相手の名前をクリックして「プロフィール」を開く
相手が最後にクラウドワークスへアクセスした日時を知るためには、まず相手のプロフィールを開きます。
プロフィール画面へ飛ぶためには、相手が掲載した募集案件のページやメールをやりとりしたページなど、どこからでもいいのでとにかく相手の名前が青字で表示されている場所をクリックすればOKです。
2.プロフィールを開いたらユーザー名の下にある「最終アクセス」を確認
プロフィール画面を開いたら、相手のユーザー名のすぐ下にある「最終アクセス」を確認します。
ここに相手が最後にクラウドワークスへアクセスした時間(日時)が表示されているので、この部分を見ることで相手の動きを知ることができます。
相手に最終アクセス日時を知らせない方法(公開設定の変更)
先では相手の最終アクセス日時を調べる方法を解説しましたが、逆に言えばあなたの最終アクセス日時も相手から簡単に調べられるという事です。
クラウドワークスで「自分の最終アクセス日時」を非公開にする設定はとても簡単です。
15秒もあれば完了するので、アクセス状況を人に見られたくない場合は“非公開の設定”をしておきましょう。
こちらも初めての方に分かりやすく説明するため、画像を使って解説していきます。
参考:最終アクセス日時を非表示にする方法【クラウドワークス公式】
最終アクセス日時の隠し方(公開設定の変更方法)
1.ページ右上の「▼」から「プロフィール編集」を開く
最終アクセス日時を非公開にするためには、ログインした状態でページ右上にある「▼」を押し、「プロフィール編集」をクリックして開きます。
ページ右上の「▼」および「プロフィール編集」は、どのページを開いていても必ずページ右上に固定して表示されているので、どのページからでも操作可能です。
2.「公開設定変更」を開く
プロフィール編集画面を開くと下の図のような画面が表示されます。
複数表示されている項目を下までスクロールすると「公開設定変更」というボタンがあるのでクリックして開きます。
3.ボックスからチェックをはずし、確定ボタンを押す
「公開設定変更」のページを開くと最終アクセス日時の表示・非表示を切り替えるためのチェックボックス(□)が表示されます。
最終アクセス日時を公開したくない場合はボックスからチェックをはずした状態で「公開設定を変更する(青いボタン)」を押して確定します。
ボックスからチェックをはずしても青いボタンを押して“確定”しなければ設定は変更されないので、チェックをはずした後は必ず「公開設定を変更する」を押して変更を確定することを忘れないでください。
クラウドワークスでは登録の段階では全員が「最終アクセス日時を表示する」の状態にデフォルトで設定されているため、きちんと変更を確定しない限りずっと最終アクセス日時が表示されたままになってしまいます。
最終アクセス日時を非公開にするとどう見えるか
最終アクセス日時を非公開の設定にすると相手からはどう見えるか?が気になる方もいるかもしれませんね。
非公開設定後の相手からの見え方は下の画像のようになります。
非公開設定をすると、最終アクセス日時の項目自体がまったく表示されずキレイに消えた状態になります。
なお、「最終アクセス日時」は非公開にしているワーカー・クライアントも4割ぐらいはいるイメージです。
半数いるとまでは言いませんが、非公開にしているユーザーもそれなりに多くいるということです。
私の感覚で言えば、4~5人のユーザー情報を見ているとその中に1人は最終アクセス日時を非公開にしている人がいる印象を持っています。
ところで、「最終アクセス日時」ってどんな時に見るもの?
一般的に「最終アクセス日時」はどんな時に見るものなのか?
最終アクセス日時を見るケースにも色々あると思いますが、私の場合は主に
◆ 案件に応募したのにその後の連絡がない
◆ クライアントに質問したのに返事がない
◆ 報酬の未払いがあり動きを確認したい
といった場面で「相手がきちんと自分からの連絡を見ていそうかどうか」を確認する目的でチェックしています。
例えば、案件に応募したのにテストライティングの案内やその後の合否通知もないクライアントであれば、まず最終アクセス状況を見て「自分が応募した後にクラウドワークスを開いているかどうか」を念のため確認します。
自分が応募してから一切クラウドワークスを開いた形跡がなければ「あと数日後に連絡が来るかもしれない」と思ったり、毎日アクセスしている様子があるのに連絡がなければ「連絡がないのは不採用の意味なのだな」と思ったりする感じです。
公開・非公開した場合のメリットとデメリットは?
最終アクセス日時を公開するか非公開にするかを決めるにあたり、それぞれの場合のメリットとデメリットを知っておかなければ決めづらいかもしれません。
設定はいつでも簡単に変更することができますが、いちど設定したらしばらくはそのまま…という方も多いはずなので、どちらに設定しておくかは双方の長所と短所を踏まえて決めることをオススメします◎。
ここでは、簡単に双方の良い部分と悪い部分をチェックしてみましょう。
公開するメリットとデメリット
〇アカウントがアクティブなのが一目瞭然なので、仕事のスカウトが来やすくなる
〇きちんと活動していることが分かるのでクライアントから見ても安心感がある
✖アクセス履歴が分かるので連絡や提出物を催促されやすくなる(相手の精神的な甘えが強くなる)
非公開にするメリットとデメリット
〇精神的にプライバシーが守られている感じがある
〇相手にこちらの動きが伝わらないので、連絡の催促などが来づらい
✖休眠中のアカウントに見える可能性もあり、スカウトが減る可能性がある
クライアントは本当に最終アクセス日時を見ているの?
実際はそんなに見ていません!(実体験から)
最終アクセス日時を公開するか、非公開にするかを決めるにあたり「クライアントが普段どれだけその部分を見ているか」が気になる方は多いはずなので5年の経験からお答えしますが、クライアントは忙しいので普段はいちいちアクセス履歴を見ていないことの方が圧倒的に多いと感じます。
その証拠に、私がいくつか持っているクラウドワークスのアカウントの中で1年以上アクセスしていないアカウントでも、久しぶりに開いてみるとスカウトメッセージが溜まっていたりします。
クラウドワークスには似たようなスキルの人に一括でスカウトを送れる機能があり、「一括送信」でスカウトメッセージを送る場合はいちいち一人一人の詳細情報は見ない方が普通です。
また、目視でプロフィールを見て厳選したワーカーだけに個別でスカウトメッセージを送る場合でも“最終アクセス日時”まで見ていなかったり、そもそもそういった表示があることを知らないクライアントもいると思います。
そのため、「クライアントがいつも最終アクセス日時をチェックしているかどうか?」という事で言えば、確率的には見ていない可能性の方が圧倒的に高いと言えます。
それでも筆者が「最終アクセス日時」を隠す理由
上でも書いたとおり、確率から言えばクライアントは普段「最終アクセス日時」を見ていないことの方が多いため、その点で言えば設定は公開と非公開のどちらでもあまり変わりがないように思います。
しかし、それでも私は「最終アクセス日時」は必ず非公開にしています。
その理由はメッセージアプリのLINEを想像してもらうと分かりやすいと思うのですが、人間は「相手が自分の連絡を見ていそうなのに返事が来ないとストレスに感じる心理」が働きがちですよね。
今すぐ返事をもらわなくても問題なかったとしても、相手がオンライン状態にあると思うと「それなら返事をくれればいいのに」「〇〇の推進状況を聞いてみよう」という感じで、予定外に何かを催促したり思い付きで話しかけてみたくなったりすると思います。
でも、こちらもクライアント同様、1人だけの相手にしている訳ではないので、クラウドワークスにログイン中であっても別のクライアントとやり取りをしている最中だったり、他の仕事を進めていて手が離せないタイミングだったりすることもザラにあります。
不思議なことに、クライアントは自分が忙しくても、ワーカーが忙しい事への想像力がない人が多いんですよね。(ワーカーを自社の専属のように思っているケースが多い)
なので、別のクライアントの仕事のためにログインしていても自分が依頼した仕事をしていると思い込んで「今アレをやっているなら、ついでにアレも進めておいてください。何時ごろできそうですかね?」というようなメッセージを思い付きで送ってきたりするケースがあります。
私がオンライン状態であることに偶然気付いたから…という事ではなくもともと聞こうと思ってコンタクトを取ってもったのであれば構わないのですが、「たまたまオンライン状態だから」「思い付きで」連絡をされることを避けるためにアクセス日時を隠しています。
こういったクライアントはそう多くはありませんが、実際に過去に“思い付きでコンタクトしてくるクライアント”に振り回された経験があり、それ以来、最新の注意を払って自分がいつアクセスしているかバレないようにしています(笑)。
特に複数のクライアントからの業務を同時進行で進める場合、“思い付き”に付き合っていると計画が狂って他のクライアントに迷惑がかかるので、小さくても工夫は必要です。
最終アクセス日時の公開・非公開は好きに決めてOK◎
結局のところ、「最終アクセス日時」は表示してもしなくても大きな違いはありません。
何かトラブルでもあれば参考程度に見るというクライアントはいても、何もない段階でマメにその項目を確認するクライアントはかなりの少数派であるためです。
ただし、当然ながらクライアントにも色々な人がいて、まれにとても細かい担当者がいる場合もあります。
そういったことを踏まえ、自分の場合は表示した方が良いのか、しない方が良いのかを考えて最終アクセス日時を自分なりに設定してみると良いでしょう。
設定はすぐに変更できるので、しばらく表示してみた後に今度は非表示に切り替えるなど、両方を試してみるのも面白いかもしれません◎。